ウム・カイスとポンペイに行ってきました
4月27日~5月6日までウム・カイスとローマ、ポンペイ、オスティア・アンティカに戸田先生、小野さんと3人で行ってきました。ヨルダンは今年の夏の発掘調査のための申請です。ヨルダンが政治的にも安定して、安全が保たれることが不可欠です。今年の夏も学生のアラビア語研修と西アジア考古学実習も予定しています。また10月にはウムカイス女子中学校と東京の三園小学校との交流も計画しています。もちろんウムカイスの発掘調査がメインですが、ローマンハウスと呼んでいる遺構の平面プランをはっきりさせるつもりです。またウマイヤ朝建物のプランをはっきりさせます。この床からはモザイクが見つかっているので期待されます。このほか周辺の遺跡分布調査も実施する予定です。などなど盛りだくさんで予定していますが、遺物の整理が最重要課題です。
このローマンハウスから出土した土器、ガラス、鉄釘、獣骨、ランプなどを使ってどのような生活をしていたのだろうと考えたとき、どうしても同時代のローマやポンペイを見てみる必要があります。そこで今回ポンペイを中心に観てまわることにしました。その結果、ポンペイは豊かな都市で、まさにローマ文明そのもののように感じました。とくに一般の市民の生活ぶりが手に取るように感じることができました。すでに多くの書物にも復元されており、このままウムカイスに当てはめることはできませんが、イメージを創るのには大変参考になりました。ついでながら、現在日本では「テルマエ・ロマエ」という映画が人気があるそうですが、ウムカイスにも巨大建築物で、豪華なローマ風呂が3つも発掘されています。

ポンペイの邸宅のフレスコ画

ポンペイの邸宅のフレスコ画
# by matsumotoken | 2012-05-15 14:21 | Trackback | Comments(0)
行ってきます。どこへ?
3月21日帰ってきました。今東京です~~。3月24日、25日は西アジア発掘報告会が開かれます。私は25日にウムカイスについて話をします。関心のある人は来てください。またウムカイスでの発掘で出土した貴重な遺物を借りてきました。研究のためです。3月26日からその研究成果を皆さんに紹介、報告します。見に来てください。

これは一体何のか?ハリネズミ?ウムカイスにて
# by matsumotoken | 2012-03-23 13:05 | Trackback | Comments(0)
富田先生~~~!何とコウノトリのお帰り飛行に出くわしました。
ウム・カイスで発掘中どこかで聞いたような声がした、Ko-u,Q-u,ko-uと、何だ?と空を瞬間的に見上げたところ
何と~~!何と~~~!コウノトリ軍団が北へ向かって飛んでいるではありませんか。慌ててカメラを。。しかし風に乗って一気に飛び去っていった。このところ少々南風気味、砂嵐気味、春一番の風のよう、視界が悪い日が続いていたところである。彼らはその風向きや夏が来るであろうその時期をよく知っている。特に南からの強い風が強い時期に、その風に乗って一気に北、シベリア方向に向かって渡っていくのだ。まったく完璧に自然の理にあった行動パターンである。また来るだろうと空を気にしていたところ、今度は少数だttが、また来た。今度はまだ風に乗り切っていないようで、風に向かって、少し高度を上げ、また少し北へ進み、そしてまた南風に向かって、高度を上げ、そして高く舞い上がって、北へ飛んで行った。やあー、北へ帰るコウノトリに出会ったのは始めてであった。感激ーー。9月のはじめに南に下って行った彼らが、今度は成長した子供たちと一緒に北へ同じ航路を帰っていく。いやーー、いいなあーー。富田さん、今はあちこちでチュルチュル、チューチュルチュルーなど小鳥たちが毎日にぎやかです。やはり春は良いですねー。

編隊の形を変えながら飛び去って行ったコウノトリ軍団

少数だったが、新たなコウノトリ家族の編成かも軍団かも?
# by matsumotoken | 2012-03-15 00:22 | Trackback | Comments(0)
小野さん帰る20120313
小野さん帰る。

小野さんは夢中で発掘です。出るわ出るわ!!


やっと飛んだ~~ぞ!宇宙船、これがウムカイスのオクタゴンだ。
# by matsumotoken | 2012-03-14 05:31 | Trackback | Comments(0)
やられた!!!!!!!!!
何と、ナント、なんとーーーーー!!!
我々がウムカイスの発掘中にも関わらず、数日前に我々の発掘地の中で盗掘された。そこは地下墓とウマイヤ朝の洞窟、地下墓は鉄のドアーと鍵をつけているにも関わらずである。ただ洞窟の奥に小さな穴が開いていたが。お金になるようなものは何も無いのに、荒らされてしまった。小谷ヘレニズム地下墓の盗掘以来の2度目である。虚しさ、悔しさ、腹立たしさが込み上げてくる。これは遺跡を管理できていない我々に責任があるのか?我々の発掘が盗掘を引き起こしているのか?一体全体、どうなっているのか。文化遺産は一体誰のもの?人類共通の遺産!それって本当ですか?誰にこの状態を訴えれば良いのですか?考古局ですか、警察ですか?UNESCOですか?そしてどうなる。どうにかなるのか?それでも何とか文化遺産を盗掘から護らなければならない。どうすれば良いのでしょう?我々にできることは何なのか!!!!

地下墓が荒らされ、盗掘された。今も各国で盗掘が行われているのが現実だ。何故だ!
# by matsumotoken | 2012-03-09 23:13 | Trackback | Comments(0)
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