2005年春から始まった発掘調査の概報をお伝えします。


by matsumotoken

またまたモザイク床が出てきた。

学生諸君が帰国して、もう10日になろうとしている。この間、発掘の方は大分進み、北部の通称ウマイヤ朝建物に2部屋目のモザイク床が出てきた。大分壊れているようだ、また放棄されて長い間野ざらしになっていたのであろう、泥がモザイクに張り付いて、テッセラの色が見えない。しかし文様はテッセラの並び具合で読み取れる。幾何学文様で渦巻紋や菱形紋などがある。これを保存しながら磨きながら図柄を復元していくことになる。またこの建物は何度か、再利用されているようだ。このモザイク床の下にも古い床があるかもしれない。楽しみだ。9月23日には2年間ヨルダンにいて地理考古を研究してきた後藤君がイタリア経由で帰国する。お疲れ様でした。その前日22日には小野さんがウムカイス着だ。何やら石柱を修復せんと張り切っているようだが???
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by matsumotoken | 2012-09-21 14:35