2005年春から始まった発掘調査の概報をお伝えします。


by matsumotoken

小野さん帰国、その時-ーー

7日小野さんが14時30分にアンマンを出て帰国する。そこで午前中を利用しジャラシュを見学しようということになった。朝8時にアイマンの運転で出発~~~。
そしてジャラッシュに9時ころ着く。そしてまず入場料8JD(因みにぺトラは20JD、ウムカイスは1JD)を払って、ハドリアヌス帝の凱旋門(AD129)で写真を撮っていたところグループで説明を聞いている観光団、そこで一瞬目をそちらに向けた瞬間。ななな~~~~んとそこにイラク人がいるではないか!!!!!ナシリアのアリー。ブルハーン。そこまではまだ許せる。ところがさらにラザックなど40年、30年以来の旧友がいっぱいる。それはACORの招待で30人くらいは来ている。さすがアメリカ。その日ジャラシュを観て、出口にあるレストランで昼食、そしてそのままアンマンの空港へ行って小野さんを送り、ウムカイスへ帰ってきた。大雨にあるかなと思ったが、少しの雨で済んだ。ジャラッシュは特に列柱形や、修復状況に重点を置いて観た。そこには長い修復の歴史が感じられる。鉄筋コンクリートで柱を作っているところや、セメントで修復しているところ、また完全に石灰岩で作っているところ、そしてホワイトセメントで作ったり、修復しているところがある。現在はホワイトセメントを使用しているようだ。北の門を現在修復しているがこの方法で修復、そして復元をしている。ジャラッシュはフランス、イタリアが中心になって修復を行っている。ここには日本が供与した、30トン?位のクレーンが使われている。ウムカイスも修復され、また復元されるのだろう。
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ゼウス神殿の前で
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列柱広場
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円形劇場の正面舞台
by matsumotoken | 2007-12-09 02:04