2005年春から始まった発掘調査の概報をお伝えします。


by matsumotoken

平山君が帰った、今からジャファーと二人考古学。

平山君は今頃東京についてもうぐっすりと言うところか?一人になった私はというと、やはり大変だ。すべてを一人でやらねばならない。勿論ジャファーがいるので、何とかできるか?
早速、写真測量にかかる。カメラを吊り下げる金具がない、だからと言って小野さんみたいにロープで上手く縛ることもできない、そこにアブガッサンがねじを上手く見つけてくれて、何とか吊り下げ、ジャファーが「撮りまーす」とリモコンシャッターで撮る。それでもカメラが平行、水平を保つにはなかなか要領が要る。今日は雲ひとつ無い日で写真日和ではないが、練習と思って兎に角撮った。大体撮れた様だ。明日は7時から8時までいってみよう。朝あまり影が強くないときに撮るのが一つの方法だからだ。明日からは毎日朝一時間くらいは撮っていくつもりだ。と言うのも掘ればそれだけ記録や測量が必要だからである。実際今日もまたJ14からモザイク床や瓦や大理石のタイルがざっくざく。今回出土の瓦は捨てられたものではなく、屋根が壊れた時のものかもしれない?それにしてもこれらのモザイク床や瓦はどの建物のものだろう?勿論ウムカイス。
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「はい 撮りまーす」{ガシャ}、こういうときは背の高いジャファーが良い。リモコンの利く高さに限度があるからだ、
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戸田先生、J14から瓦が出てきたばかりです。
by matsumotoken | 2008-10-06 00:14