2005年春から始まった発掘調査の概報をお伝えします。


by matsumotoken

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少し涼しくなったか?

朝方今日は少し涼しくなったような気がした。私は夜寝ているときにお腹が冷えるとだめなので何時も気にしてそばに毛布を置いている。今日は朝方毛布が必要だった。皆も一応元気だが、今日は福原君が帰国の途に着いた。昨日はモスクを見学させてくれたそうだ。イスラム教に改宗するかも?我々も毎朝4時半、5時には特に隣接するモスクにはお世話になっています。アラーアクバル。段々皆がいなくなり少々寂しくなり、遂にビール組合も風前の灯火。アラック組合は私が個人的に頑張っています。今日は休日、朝からがんばっていま~す。
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アラーアクバル
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福原君を送る。
by matsumotoken | 2007-08-31 21:23
今日3年間、2004年9月に開いたJICAワークショップから毎年夏(1~2ヶ月)、春(2週間)続けてきたイラク人研修生12人に対する研修が一応終了。まだまだ研修生は多くの希望があるようだが、現在のイラクとヨルダンの関係も含めて問題もあることから、ヨルダンでの研修は一応終了することになった。後は日本への留学、また短期派遣などがフォローアップの形で残されている。まだまだ多くの課題があるだろうが、後は自らの努力で解決して行ってほしい。我々もできるだけの協力をしたいと思っている。今は治安も悪く帰国しても心配事が多いだろうが、体に気をつけて頑張ってほしい。アッラーケリーム。
また今日は西浦先生、また人気者後藤君が帰国の途に着く。ご苦労様でした。
明日は学生福原君が帰国。
残るは松本、戸田、小谷、平山となる。急にさびしくなりそうだ。
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アンマン、シャンパレスホテルでの研修閉会式の後の記念撮影(少々暗い)。
by matsumotoken | 2007-08-31 00:46
昨日夕刻5時に約束どおり全員報告書を提出。今日はいよいよウムカイスを去り、アンマンへ。そこでちょっと記念撮影。皆よくがんばった。日本の同僚の先生方ありがとうございます。一生の中での良い思い出になるでしょう。我々はまた今から将来に向けていい付き合いをして行くでしょう。
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ウムカイス記念撮影
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研修を終え、久しぶりの笑顔のkenさん
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戸田先生、少々お疲れ、それとも飲みすぎ?
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江添、岡田両氏、ご苦労さん、また会う日まで、国士舘ウムカイスハウス前にて
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バビロン、アハメッドと友達になった福原君、元気いっぱい。
by matsumotoken | 2007-08-28 22:41

ローマ道路を歩く

金曜日24日、我々はローマ帝国の道路を歩くことにした。それはまずアビラ(クエルベ)に車で行ってそこから歩いてアイントラブまで歩いて行こうという計画である。それはまず衛星画像で何やら痕跡があるらしいことを後藤が見つけたので、そこを歩いてみたいということだ。もともとウムカイスとアビラは当然関係はあったが、それ以前の時代から交流、交易があったに違いないし、ヤルムーク渓谷はもともと調査をしたいと考えていた。国境であるがいずれ遺跡の分布調査をしてみたい。
ところでクウェルベからはナビゲーターに従って真っ直ぐ歩け歩けである。オリーブ畑であろうが、犬に吠えられようが、ところがさすがに鉄線を張った柵は曲がっていくしかない。それでも途中イマードさんの助けもかりて3時間約7キロで、ようやくアイントラブに着いた。なかなか楽しい探索だった、途中ではローマ時代の土器の破片、ガラスの破片、さらには旧石器と思われる石核、新石器時代の薄片、石刃?も拾った。それは多量のフリント層があるからだろう。
それにしても久しぶりに歩いて心地よい疲れであった。
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サテライト映像に示された遺跡とローマ推定道路、その道路を探検

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畑であろうが、丘であろうが、真っ直ぐ進む。

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Abilaの教会
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歩いていると突然数百羽のコウノトリが舞いながら幾つかのグループに分かれてヤルムーク渓谷をウムカイス方向に飛んでいく、今はGPS,昔は渡り鳥が道案内をしてくれたのかも。
そういえば、この季節になればコウノトリが群れをなしてウムカイスの空を飛んできたなー。
それからもう3年以上過ぎた。そろそろイラク人の研修も終わりに近づいた。
by matsumotoken | 2007-08-26 22:44

アッバス長官来る。

20日は大変多忙な日であった。
イラクの考古遺産庁のアッバス長官がウムカイスを訪問。イラク研修の労をねぎらった。
私はようやくサバさんへ借金を返すことができた。トータルステーションの修理のための支払い。そしてアンマンでアッバス長官に会うことができた。JICAとの今後の打ち合わせである。
総合的にはJICA研修の成果は出ていると自らも評価している。片多さん帰国へ、ごくろうさんでした。
今日21日は日本大使館か書記官2人、そして国費留学生になるであろうムーサ、JICAからも吉岡、西崎さんがウムカイスへ来られた。研修の状況を視察されたということだろう。
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イラク考古遺産庁アッバス長官ウムカイスを訪問。
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片多さんご苦労さん。
by matsumotoken | 2007-08-21 23:51

フセイン!タールUmmQAIS

今日は金曜日で休日、昨晩イラク人研修生のフセインを始め4人がイルビットに行ったそうだが、帰りのチェックポイントで尋問され、UmmQaisに入れなかった。どうしたフセイン!因みに我が隊員の片多を始め4人が今ペッラを始め四海に行っている。これもどうしたものか?日本は今平和の回廊と称してヨルダン渓谷の開発に援助しようとしている。麻生外務大臣が今中東に来ている。そこで日本人は自由に動けることが支援にとって大事なことだ。
昨夜はまたウムカイスで結婚式がありシャバーブは大いにはしゃいだそうだ。私も中に何回も入って踊りまくったが、さすがに昨日真に還暦を迎え、結婚のダンスに参加するまでの体力が無くなった。還暦祝いありがとう。シュックランジェジェジーラン。
by matsumotoken | 2007-08-17 22:01

家屋の復元と活用

ウムカイス遺跡の中にある廃屋を修理し、それを遺物や機材倉庫、スタディルーム」として使っても良いとの許可がでたので、廃屋の修理をしてよぅやく完成した。そこで完成祝いをヨルダン隊、ドイツ隊、イラク研修生、我が日本隊の総勢50名を招いて祝賀会を開いた。
こうして完成したのは皆さんの協力あってのことである。今後がこの施設をフルに活用しながら調査や実習をすすめていく必要がある。ここはガリラヤ湖が全貌できるすばらしい景色の見える場所である。名前が無いので仮称マツケンハウスと呼んでいる。客人大歓迎である。
私も一度泊まって見ようと思っている。夜空もまたすばらしいところだろう。
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 背後に見えるのがマツケンハウス(イマード、松本、ジャファーの挨拶)
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記念撮影
by matsumotoken | 2007-08-15 01:02

日本隊ついに大発見?

今日は休日、昨日片多さんが錆取りしたコインを見た、それはローマ建設者ロムルス、レムス双子が狼に育てられているシーンが刻印されているもので、気になっていたので調べて見た。
するとそれはどうやら330年にコンスタンティヌス大帝がコンスタンティノーブルに遷都したときの記念銅貨のようである。
学生諸君 やったねー!


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左側コインの表でローマの女神?(処理前)。保存処理したらどういうどうなるか
右側コインの裏(処理後)狼の上には2つの星がある
by matsumotoken | 2007-08-11 02:02

西浦先生還暦おめでとう

今日は大人数でにぎやかな日であった。イラクの研修生はまたも警察に行ってのビザの手続きで研修はなし、私も発掘に力を入れた。追尾型トータルステーションを使うようにしたのだが、それでも出土量の方が多くて、待ち時間が長い。データコレクタを2台使わねばならないか?それでもかなり発掘も進んできた。
また今日は長谷川先生、後藤君のシャバーブに、写真測量についての教示。ただシャバーブも少々バテ気味。日中40度近い日が続く中での発掘は2時半で終わるが、宿舎まで帰る時にはクタクタで交わす言葉も少ない。
ただ今日は木曜日ということもあって、屋上で沢田、岡先生の歓迎会と西浦先生の還暦祝いが催され大いに盛り上がった。
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沢田、岡両先生歓迎会
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西浦先生還暦祝い(頭には贈られた赤いパンツ)
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トータルステーションを駆使しての遺物出土地点の記録。がんばる小谷、岡田、平山。
by matsumotoken | 2007-08-10 16:13
富田さんが帰国し、8月8日小野さんが来た。洗浄器を持ってきてきたが、私物の荷物が届かず、09日にようやく荷物が届いた。9日に洗浄器を早速試してみたが、こびりついた泥はとれない、一度水につけて浸してから洗浄器につけるととれそうだ。
8日は夕方西浦、沢田、岡先生も到着。沢田正昭、岡岩太郎の両先生にはウムカイスを見ていただき、今後の保存修復、また活用に対しての助言をいただきたい。
by matsumotoken | 2007-08-10 15:34