2005年春から始まった発掘調査の概報をお伝えします。


by matsumotoken

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1月15日アンマンで、平山、小谷のシャバーブに1時間ほど会って、その足で空港に行って帰国した。そのときはウムカイスでの作業の話で、ゆっくりローマやポンペイの話を聞くことができなかった。まあ楽しかったとは思うけど。ドジなこともやっただろう?私も最初に1972年にイラクへ行き、途中1974年、ギリシャやローマ、イギリスなどを一人で旅行し、ドジをやったことを思い出す。今となっては楽しい思い出の一つだが。
ところで1月19日は日本考古学協会、日本西アジア考古学会、日本中国考古学学会、日本東南考古学会、合同の講演会があった。私もイラク向け第3国文化遺産研修とヨルダン、ウムカイスの調査について講演させていただいた。イラクの研修についてはその経過を報告したが、やはりウムカイスの調査そのものついてはまだ資料整理という段階なので、まだ自分自身でもまとまったところまでいっていないというのが実感だ。しかし少しずつ進んでいっているもまた事実。同時にローマの大通りの調査も進んでいる。従ってかなり多忙な今年になりそうである。この四大学会合同の報告会は以前から飯島先生、新田先生、そして藤本先生などと合同で発掘報告会をしましょうと話し合っていたことなので、この会が開催されたことには大変良いことだと思っている。今後は各学会で持ち回りで開催していったら良いと思う。私はこの講演が終わったのですぐにウムカイスへ戻りたいが、特定研究のシンポ(ビシュリ研究)に参加発表する必要があるので2月16日まではいなくてはならない。戸田先生、それまで、よろしくどうぞ。
それ以後のチケット、今からエミレーツあるかな?
by matsumotoken | 2008-01-21 09:58
明日シャバーブが帰国します。そして彼らと2時間ほど話した後に、私は空港へそして16日の夜羽田です。今流行のドバイ経由です。今回の整理作業がまだ終わっていませんが、イラク人研修、そして発掘はかなりの成果がありました。いろいろな複雑なウムカイスが明らかになってきました。それを実感しています。というのもこのウムカイス修復事業を始めたいと相談され、それをどの程度できるかこの間ローマ通りの円柱の台座などを調べてみたのですが、いろいろの形やサイズがあり、また何度も再利用され、元の位置から移動されて、本来あった位置がわからなくなっています。これを修復しようというのですから少々無理があります。ただ幾つかの型があることがわかってきました。これらの組み合わせが今後は問題となるでしょう。そして本来の形や高さがわかってくるでしょう。ヨルダン側も力をいれており、すぐにでも結論を出して、修復作業に入って欲しい様子です。それはそう簡単にいきませんが、ただ急いでいるのは事実で、我々に相当期待しています。先ずは調査を進めてある程度のパターンを掴むことが何よりも必要でしょう。乞うご期待。
by matsumotoken | 2008-01-14 23:56
今日はイスラム、ヘジラ暦の元旦、で休日。ところがなな~~んと、我が平山、小谷のシャバーブが昨夜、ウムカイスを出て行ってしまった。残されたのは私と戸田先生だけである。いったい全体、何処へ行く? え~~~っ ローマ、ポンペイ、ナドナド。羨ましいーー。我々もポンペイに行って見たい。
まあ、良いか!休むもことなく、昨年7月から12月末まで調査に専念してきた、大分成果も出てくるようになった。ここウムカイスを調査していると、ローマやポンペイを見たくなるのは当然である。しかも自費で行きたいといわれては止める理由も無い。気をつけて、そしてしっかり見てきて話を聞かせてくれや、とほほほ~~~。我々は江添さんが送ってくれたサキイカでぐぐーーっといっぱい。
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バイバイ,うれしそうに旅たつ小谷、平山のシャバーブ達
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昨日は我がチームヨルダン考古学メンバー、ジャファーの40歳の誕生日
まだ独身、彼女募集中、日本大好き、日本語も特訓中。
by matsumotoken | 2008-01-10 21:10
昨年12月31日で発掘は終了、今は遺構の図面や遺物の整理を実施中。正月元旦はアジュルン、サルト、アンマン、ザルカを見学してウムカイスへ帰る。特にサルトは古いオスマントルコ時代の町並みが残る落ち着いたところだ。この町並み保存に日本政府も支援して協力している。
アンマンでは昨年6月にトプコンのアンマン支店に修理に出していたトータルステーションを受け取ることができた。何度も何度もまだまだかと催促したけれも結果的に6ヶ月以上もかかった。日本では考えられない、とんでもないことだ。気を取り直してその日の昼食はアンマンのアラブ料理レストラン、ブスターンで一時を過ごす。ここはアルコールも何でもある。通常のアラブレストランは料理が美味しくてもアルコールが置いてないので我々飲ベーは行くことはない。
またアラブは正月元旦だけは休日、2日からは仕事始めで、ジャファーも早速仕事、作業員2人を再雇用して現場の清掃からはじめる。3日はウムカイスの責任者サラーメに挨拶。
こうしてウムカイスの調査研究が再開された。
今年はヨルダン側の要請で、発掘調査だけではなく、ローマ時代のメインロード(Decumanus Maximus)の修復もすることになりそうだ。ただしこれは、大いに議論しながらすすめて行く必要がある。。
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ウムカイスの倉庫の窓から見えるジャバルセイハ(別名ヘルモン山)シリアとレバノンの国境にそびえる)
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新年早々ジャファーも仕事始め、その前に我がシャバーブにウムカイスの特徴を講義
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野生のシクラメン、もうすでにウムカイスは新春?
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今はキノコ狩りの最盛期で毎日村人が袋いっぱい詰めて帰る。
by matsumotoken | 2008-01-08 19:08

A Happy New Year from Umm Qais

 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。2008年元旦
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    新年の光を受けて白く輝く列柱道路
    今日から倒れた円柱の実測を始めます。 
 
by matsumotoken | 2008-01-04 16:41