2005年春から始まった発掘調査の概報をお伝えします。


by matsumotoken

<   2008年 09月 ( 20 )   > この月の画像一覧

本当に発見してしまった。今日でラマダーンは終わり、明日からイードで4日間の休みとなる。それで観光客もこの休みには多くくるだろう。遺跡もちゃんと掃除をしておかないと思い、掘り出された円柱を掃除していた。するとなな~~んと、そこに碑文が刻まれているではないか、古典ギリシャ語のようだ、すぐに写真を撮って、再び埋めてしまうことにした。悪戯する人がいるかもしれないからだ。またこの休みにはUQの我々の宿舎に泊まってみようと思っている。今度はこの碑文を拓本とって解読してみたい。これで年代が分かるだろう。いよいよ面白くなってきた。楽しみである。
c0112823_23524928.jpg

円柱に四角い枠をとるようにして少し削ってあるこの枠の中に碑文が刻まれている。
この上、背後には近年の軍隊が造った塹壕がある。
by matsumotoken | 2008-09-29 23:56

気持ちの良い風」UmmQais

今日は何故か知らぬが休みということもあってか、気持ちい~~い風が部屋の中を通り過ぎていく。また何故か知らぬが今日は全くアザーンが聞こえない。秋が来たかなーーの今日この頃です。
c0112823_21162936.jpg

恒例の別れの記念写真
c0112823_2054173.jpg

これが今、我々が発掘している地域だ。もっと南側に広がる。
c0112823_2171211.jpg

久しぶりーい。うまい~~~い。福原ごっちゃんで~~す。
by matsumotoken | 2008-09-26 20:55
禁酒ラマダーンをして3日目、突然富田先生がどこかで見たビン(VODKA)を差し入れてくれた。以前の所有者は川上君らしいが????それはともかくありがとう。久しぶりに乾杯~~~。ラマダーン中というのに不謹慎な日本人。しかしレモンを絞るとうまいね~~。1本空いてしまった。困ったなー、何~~~。もう一本ある?早く言ってくれれば悩まなくても良いのにと、酒飲み人の口癖。では今日も1本、富田さんとのお別れパーティ。
c0112823_0214079.jpg

やはりアルコールは良い、テンションが上がって、調査も順調、順調。

ところで少しづつ発掘や保存の話もブログに載せていこうと思っているのだが、と言うのもそういう情報を知りたい人が増えてきたからだが、このブログ写真は入れる方法はわかっているのだが略図(日誌に書いた)などはどうしたら掲載できるのだろう。そのままでは載せられない。誰か方法を教えてください。写真で載せるのもサイズを小さくしたり、解像度を落としたりするので手間がかかる。

 
by matsumotoken | 2008-09-26 00:18

大空中撮影、ウムカイス

ご覧くだされ!これがバルーン撮影の醍醐味です。
c0112823_1112089.jpg

朝早く飛び立つバルーン。まるで特攻隊のようです。その準備が大変、必ずsomething happen があります。
c0112823_2455462.jpg

この動き、写真測量にはじゃまだけど、こういうのが時には必要です。だけど、こういう動くのある写真が必要です。
この左側がローマ通りです。この右側を日本隊が発掘しています。今絶好調で発掘が進んでいます。細かい写真もあるのですが、全体を撮るのには更に上にバルーンを上げなければなりません、これでも40m以上上がっているでしょう。25m以上上にはあげられないのです。ここは5カ国の国境です(ヨルダン、イスラエル、パレスチナ、シリア、ヨルダン、少し北西にはレバノン)。中東全体に早く平和が来て欲しいものです。そうすればもっと面白い学術調査がができます
c0112823_10581931.jpg

こういう写真を連続写真で撮っていきます。ここには白い丸いマークが映っています、この地点がトータルステーションで測られています。すなわち地球上、何処にあるかが測られているのです。
by matsumotoken | 2008-09-25 02:50

富田先生、平山君大活躍

ようやくバルーンによる写真測量を終了した。風がない朝のうちに取ることが出来た。部風だときわめて短時間にしかも狙い通りに取れる。このバルーンは優れものだ。それも小野さんが改良したリモコンで撮影箇所をぴたりとあてることができる。この写真測量で3次元世界を創り出すことができる。これを小野さんから引き継いだ平山君がようやく習得し、撮影に成功。その中の一枚を紹介したい、ただ少々お待ちを。
また明後日に帰国が迫ってきた富田先生、瓦の拓本の手伝い、写真測量の助手、あるときは保存修復、あるときは文化交流大使?あるときは野鳥の会ヨルダン支部部長?そして発掘と、多忙である。明日は平山君といっしょに再度ウムカイスの女学校に行って、テレビ会議が出来るようにセットしてくることになっている。私は皆居なくなるので、最初からすべてやり直し、トータルステーションの使い方から、写真測量、遺物の整理、やがては番号付けマシンの使い方まで、すべて一人でこなしながらの発掘となる。まさに一人考古学。もちろんジャファーがいるけれど。
c0112823_23403191.jpg

ようやく小野マシンをものにできた平山君。
c0112823_23423834.jpg

意気揚々と写真測量を仕上げたバルーン使いの一団
c0112823_23442339.jpg

I15に出土した壁の内側に塗られた漆喰の保存作業(B72を注射器で漆喰と壁の間にかけたり、注入する)。この方法なかなか良い。
by matsumotoken | 2008-09-24 23:49

ヌール嬢を紹介しよう。

ヌールちゃん大忙し。コインはざくざく出るわ、ただし表層近くに限られ、小さいコインである。どう見ても高いコインとは思えない。それでも時々図柄らしきものが見える。近頃では壁画の破片である。泥まみれになって泥がこびり付いている。これを丁寧に落としいく。根気の要る仕事だ。彼女は昨年の夏にイラク人研修のときにイマードさんの紹介で研修に加わり、昨年冬にヤルムーク大学の保存修復を卒業して、また仕事として修復、保存にと我々のチームに参加している。なかなか真面目で良く仕事ができるヌールちゃんである。ところがヌールちゃんと呼べるのつかの間、な~~んと後5ヵ月後に結婚してドバイに行ってしまうそうである。まーそれはそれとして、それまでにもっと勉強したいと保存修復に意欲をし見せるMs.ヌールでした。因みに彼女もただいまラマダーン中。
c0112823_2352256.jpg

壁画の破片の保存に力を発揮、頑張るヌール嬢
c0112823_23534645.jpg

こうして泥が付着して何も見えなかったところにくっきりと色鮮やかな壁画が現れる。
壁画も凄いが、彼女のダイヤの婚約指輪もすご~~い。
by matsumotoken | 2008-09-21 23:55
毎日35度を超える日々だが、それでも夜涼しい風が入ってくるようになった。それだけに夏はすっきりと映ったガリラヤ湖をみることはできない。暑さでもやっているからだ。それが久しぶりにというか今年の夏で初めてといっても過言ではない。すっきりとしたガリラヤ湖、そしてゴラン高原。早朝6時頃のガリラヤ湖はイスラエルの湖岸のライト、町のライトが黄金に照らされているのをくっきりと見ることができた。ようやく夏が終わりかけてきたのを感じる。
遂に私もラマダーンに突入。最後にあてにしていたアーイマンも探しだすことができなかった。仕方がない、禁酒のラマダーンである。残すは8日程度であろう。ラマダーンケリーム。
c0112823_2263021.jpg

マツケンハウスからガラリア湖とゴラン高原(右手)を望む
c0112823_2275243.jpg

ゴラン高原の麓、シリアとイスラエルとヨルダンの国境、かってヒジャーズ鉄道が走った鉄橋が見える。その左手前付近にはイスラエルの魚の養殖がされていたのだが、今は干上がって草が生えている。養殖場、廃業?一度、ガリラヤ湖で取れる魚をできたら刺身で食べてみたいのだが。
by matsumotoken | 2008-09-20 22:13
今日は久しぶりに休日となった。今までは学生を連れて研修のため、休みがなかった。ところが皆も一人二人と帰国の途に着く。今日は小谷、福原が帰国する。良く頑張った、マッサラーメ。
今からは来週は富田さん、再来週は平山君と帰っていく。さびしくなるがしょうがない。来週は気球を飛ばしてのローマ道の写真測量だ、、気張っていこう。
c0112823_21392353.jpg

by matsumotoken | 2008-09-19 21:39

富田先生、福原君頑張る

福原君はトータルステーションも使えるようになったし、大分考古学もわかるようになってきた。
滞在期間を一週間も延ばして、もっとヨルダンにいたい。後1年いたい?ただ明後日には小谷君と一緒に帰る。既に帰るバージョン。やはりまだターリブ。
小谷君は最後のまとめの追い上げだ。
富田先生はまた近くウムカイス中学校を訪問計画、やはりパソコンでのインターネットが心配だ。
平山君は今から始まるバルーンでのシ写真測量の準備に余念がない。
私は明日でアラックが切れて、それからどうしたらよいのか思案橋。明日こそアーイマンが手に入れてくれることを信じて今夜、飲み干す。ハラス。後はアッラーケリーム。(ラマダーン中に不謹慎ではありますが、本当に町で酒屋が開いていないので、買えないのです。何時もラマダーンの時には酒は一ヶ月分買いだめしているけれど、無くなってしまって騒ぐことになるのです)困ったことだ!

c0112823_3112978.jpg

追尾形トータルステーションで最先端器機だが、近頃少々お疲れ気味、なかなか言うこと聞いてくれない。今年は治療に日本に里帰りしますか。Topconさん何とか治療してやってください。
by matsumotoken | 2008-09-18 03:27
学生諸君、君達が掘っていたG15,今日から発掘再開、何と予想どおり階段が出てきた、しかし何処に向かっての階段か?天国へ?この上には建造物はない。
c0112823_3293147.jpg

by matsumotoken | 2008-09-17 03:30