2005年春から始まった発掘調査の概報をお伝えします。


by matsumotoken

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明日、私は東京に帰る。そこで文化遺産プロジェクトチームの今年の夏の計画。
今年の夏はラマダンが8月の22日ころに始まるらしい。イラク人研修は9月15日頃からその後2週間、12人。ヨルダン人3人?くらいで研修を実施予定。また学生のアラビア語研修は8月10日頃から3週間、更に9月1日頃から考古学実習2週間。ということになる。我々の調査期間は8月1日から9月30日まで申請してある。こうした中での調査研究を進めていかねばならない。しかも我々のプロジェクトは今年はまとめの年でもあり、次の段階へ進める年でもある。11月にはシンポジウムも開催する。シャバーブ!ウムカイスが待っている。イラクが待っている。頑張ろう!ヤンラ!ショゴル。
by matsumotoken | 2009-04-10 16:23

面白いものが、出てきた

このところヨルダンチームもいよいよ発掘をやりだした。まずはメインのローマ道の清掃?発掘?今はニンフェウムのそば、よく見ていると、坂になって西へ道路は下っているが、それにあわせるようになんと円柱の基礎の石も斜めに傾いている。こんな傾斜で円柱はうまく立つのだろうか?段になっていると思っていた。またフォルムの西側部分の残りの箇所も発掘開始。
我々のほうは地道に昨年度分の遺物整理。その中で面白いものを見つけた。もちろん場所はトータルステーションで落としてあるけれど、どうでしょう?これは型から粘土で作ったものだけれど、半分欠けている。素晴らしい。
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これはいったい誰?何を持っているのだろう?
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ここは何処だ?夏になるとここで10時の休みにスイカや瓜を食べていたところ、そこがこんなに小菊?が咲いて、全く驚きだ。これが来月になると枯れてしまう。中東の春は短い。
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おまけにちょいと一服。
by matsumotoken | 2009-04-07 23:46
な~~~んと、ハイダルは元気でいる。たまたまアンマンに来ていた。そしてラジソンサスホテルであった。久しぶりのホテルであったが、今は名前がかわったそうだ。そこでいろいろな人にあっていろいろな話をした。やはり現地にいて初めて真の情報が得られる。ハイダルはまた帰ってくる。戸田先生、ビールは今ひとつうまくなかったなー。
わかったのはイラクは今動き始めているし、元気になっている。ただヨルダンは不景気になっているようだ。もちろん世界的な傾向だけれでも。我々もウムカイス調査は元気に頑張ろう。シャバーブよウムカイスに集まれ。
by matsumotoken | 2009-04-06 13:44
ジャファーのちょっとにやけた顔。
ついでにすっきりとしたいい男?。春のウムカイスに立つ。
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ジャファーも遂にというかようやくというか結婚か、私にもそういう日があったかなー?
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一面、花の咲くウムカイス高原。春は一斉に動植物が色づく季節。
by matsumotoken | 2009-04-02 22:53
ジャファーが遂に結婚へ。ジャファーにヌール嬢は何時結婚するの?と聞いたら、知らない。だけど私が結婚すると返事。え~~。え~~っ!ほんと? コングラチュレーション。相手はイルビッドにあるでかいキングアブッドッラ病院の薬剤師さんとのこと。以前からジャファーの家には来ていたそうで、お姉さんの友達だとのこと。ジャファー曰くかわいい人だという。ジャファーの薬指にも宝石の付いた指輪が嵌められていて、当分は電話している姿のジャファーを見るのが続くだろう。結婚は7月頃とのこと。そのうちに彼女を写真で紹介しよう。
めでたいニュースは大歓迎。
by matsumotoken | 2009-04-02 14:50
3月29日に日本を出て30日にウムカイスに着いた。飛行機でアンマン周辺を見たときに、緑が少ないのに気がついた。今年もヨルダンは雨が少なく、小麦の収穫が少ないかな?
ところがタクシーでウムカイスに着くと周辺は緑一色、その中に例によって赤や黄色、ピンクなど色鮮やか花が咲き乱れている。遺跡の中は特にすばらしく、自然がいっぱいだ。小鳥もさえずり、平和なひと時、そしてガリラヤ湖を見下ろして、大きく深呼吸をする。最高だ。ただ体のあちこちが、ゴキッ、ゴキッといって硬くなっている。
ただ今回は写真を見せることができない、というのもデジカメの充電器を忘れたから、撮れない。ビデオカメラでは撮ることができたのだが。
ウムカイス周辺は年間1000mmは降雨量があるといわれているが、今年は小野さんが帰国するころに始まり、1週間くらい降り続き、十分に降ったそうで、我がヤバー二ハウス(マツケンハウス)の補給用貯水槽もいっぱいになったそうである。これで今年いっぱいの居住および調査のための水は確保されたことになる。
ところで、ジャファーは遺物の整理を黙々とアハメッド、アブがーシムと続けてくれて、2008年度分はあと少しで終わろうとしている。いろいろな種類と時代の遺物が確認されている。アハメッドは4月いっぱいまで整理の手伝いをしてもらうことにした。ヌール嬢は一応コインのクリーニングが終了したので3月末で辞めてもらう事にした。ただコインは少々のクリーニングだけでは詳細な情報がつかめない、読めない。やはり化学的処理が必要と思われる。モザイクは部分的な処理と保存試験にとどまっていることから、今年の夏はモザイクのクリーニング部隊を作る必要がある。今年の夏は全面的にモザイク床を出して、クリーニングをして保存する事になるだろう。乞うご期待。
by matsumotoken | 2009-04-02 14:27