2005年春から始まった発掘調査の概報をお伝えします。


by matsumotoken

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いろいろと面白いものが出てきている。その一つ十字架といっても土器の底に十字架のスタンプを押している。この土器はAfrican red slip wareと呼ばれているもので後期ローマと言われているが、我々のウムカイスではウマイヤ朝の土器片と一緒に出てきている。どちらが正しいのか、どちらも正しいのか?興味あるところ。また色鮮やかなアユーブ・マムルーク朝の土器片がP-24から出ている。遺構もしっかりした壁で建てられている。面白い遺構となりそうで。楽しみなのだが・・・時間がない!!!
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これが十字架・・・ちょっと迫力がないが・・
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アユーブ・マムルーク朝は12,3世紀の土器片、でそのほかにも彩色土器は鮮やかだ。
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少々やけくそ気味、疲れ気味で、つるはしを振り回す、されど何もでな~~い!平山優でした。
by matsumotoken | 2011-11-29 01:23
は~~i,
私は今、ウムカイスにいます。申し訳ありません。なかなか報告できないで・・・・!
今までいろいろありまして?
9月26日に帰国。その後、三園小学校とウムカイス女子中学校とのスカイプ交流、また恒例の10月2日にウムカイス発掘報告会2011in楓門祭、
この間、東日本大震災文化遺産被害調査、およびその緊急報告パネル展、
現在もこのパネル展は梅が丘のイラク古代文化研究所で展示中、12月22日までです。なお12月6日にはそのシンポジウムが梅が丘にて開催されます、戸田先生、沢田先生が中心になって発表されます。
その間私はこの数年健康診断を受けていなかったので、(このこともあって一時帰国)、心配していたことが、やはり、そこですぐ11月4日に手術、その後は順調。そうして11月10日日本を出て、11日にウムカイスに到着。私がいない間の発掘はジャファー、平山君ががんばってくれました。そのかいあって、続々と新たな成果が出ています。細かいことを言えばいろいろですが、今後はウムカイスのことをどんどん報告します。といっても発掘期間はあとすこし、今月末まです。今日はヘジラ暦の正月で、休日です。そこで後藤君がローマ道路の調査にいきませんかということになり、後藤、平山とともに調査へ。ウム・アル・ジュマール周辺のローマ道路である。ボスラからぺトラへの道である。衛星画像からもその痕跡が見られることから、その確認に行こうというのである。確かに石敷きが幅6m弱で少々凸凹ながら直線に石が敷き詰められている。しかし何でこんなところにローマ道路が必要なのかと疑いつつ、歩いていくと、何~~~んと、ローマ道路のそのそばに見張りの搭があり、その中にマイルストーンが埋まっている。これは本物だと思った。さらに進んで、その延長線上など調査を進めると、正真正銘のマイルストーンに合うことができた。民家の門にしかも2本立っていた、やー話や本では見ていたが、こんなところでお眼に掛かるとは感激~~~~!!因みにマイルストーンとはローマの道は世界に通ず、といわれたこの道路に1マイル(1609m)ごとに道標を立てた。これがマイルストーンであり、ローマのアッピア旧街道の起点にあるマイルストーンはよく知られている。
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これがマイルストーンだ~~~!
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これがローマ道路だ~~っ! ただ今後藤と平山は道路の調査中(道路の幅は6m弱)
by matsumotoken | 2011-11-27 06:02