2005年春から始まった発掘調査の概報をお伝えします。


by matsumotoken

快晴だ!調査だ!

朝は少々冷たかったがとにかく良い天気、気温も徐々に上がっていく。今日は松本はBeitOmaryの北側の等高線作成、例の追尾形トータルステーションで作成する。順調に進めていたところで、海抜が1m違うとの後藤君の指摘。それは可能性はあると思った。と言うのもどうしてもX,Yを中心に位置確認することが多い、ここは大体海抜は」336m前後、したがって機械高、目標高の読み間違いがなければほとんど問題ないと思っていた。なかなか測量は難しい。しかし、点検の結果、私が測量したところは問題ないようだ、トラバーの2の海抜が」1mj狂っていたようだ。そこで私は一気にDighouseの西側は終わらせた。バッテリーも2個終わってしまった。220点位はとっただろうか。追尾方なので一人で測量ができるのである。さすがに少々疲れた。水も飲まずにやった。しかも暑い。やる前にテンション挙げたおかげだ。宿舎に帰ってきてこのデータを変換移動しなければならない。そして夕方エクセルにデータを移し、またアークJISに移すと、等高線が見事に出てきた。若干情報が薄いところもある、しかしそれはオリーブやサボテンが邪魔になって、どうしても採れないのである。明日はdighouseの北側をとってみよう。ここは城壁の北側になる。また墓もあって盗掘もされている場所だ。
後藤、富田、ジャファーグループは、ポイントのチェックとBeitMasry(Dighouseの西20mくらいにある廃屋)の南側(ポイントBO3)周辺の等高線測量である。このグループは測量士補が2人いる。謂わば測量のプロ(に近い存在)である。ところが10分も時間をかけてようやくトータルステーションの脚が設置されるといった具合。これでは-?
小野さんは地中レーダーのプロにならんと夢中になったが、なかなかそう簡単に地中の情報は取れるものではない。地中レーダーの直径8mの半球の情報を集めたのが画像データとして動くたびに情報が入ってくる。これをどう読むかである。小野さんじっと下を見たと思うと急に上を見て溜息をつく、今日はバッテリーの充電器を壊したこともあって、今ひとつテンションがあがらない。明日も晴れのようだ。明日は良い日で、アッラーケリーム。

グリーンになった北円形劇場の址。小さな黄色のタンポポのような花が咲き始めている。もうじき満開だ。
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# by matsumotoken | 2007-02-12 00:17

雨また雨

木曜日の夕食はロアイが友達の結婚式で夕食をつくれないというので、小野さんが腕を振るってのカレーライス、なかなか美味しいのができた。
久日ぶりにアラックを飲んで調子も良くなった。
金曜日は久しぶりの快晴。朝ごはんは小野さんの味噌汁、ご飯で今日が始まった。気持ちよい日であった。皆ゆっくり洗濯など、ただやはり仕事のことが気になり、ついついパソコンに向かう。
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夕方7時半には昨夜夕食を作れなかったので変わりに今夕コックのロアイのサンドイッチ、、彼は若き学生でありながら、料理の腕が良い。しかも味を見なくても我々日本人好みに作ってしまう。それは全体がやや甘目とでも言えるであろうが、ご飯の炊き方もうまい。中華料理でも何でもレシピがあれば作ってします。レシピもインターネットで調べているようだ。
私は何時も夜寝るのが早い。8時半くらいから9時には寝る。そして3時半から4時ころには起きる。そして今日10日の朝4時45分位からコーランが鳴る。鳴るといって良いのか、唱えられると言うべきか。
我々の宿舎の隣はモスクがある。大音響で毎日、コーランが唱えられる。
昨夜は蚊が耳元でぷーんぷーんと鳴って眠れなかった。3時半に起きて高く壁に止った蚊を気合で、タオルを投げて、命中。日本製の蚊取り線香も試したが,死ぬことはない。眠っているようだ、私の起床と同時に蚊もまた元気に飛び立っていく。また昨夜から麻にかけて雨が降って樋を伝わって落ちる雨音が気になる。今日もまた雨である。平均すると1週間に4日は降っているようだ。ここウムカイスは年間降雨量500mmと言われているが、今年はそれ以上に多いようだ。今日も内業でくある。
冬の雨季のシーズンのウムカイス
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私は写真測量して、繋ぎ合わせた一枚の写真をJPEGにして、それをイラストレーターでトレスしようと思っていたが、後藤君が2次元にするソフト(Canvas X)があると言うので、それをダウンロードしてもらい、トレスを試みた。これはトレスしてそれをX,Y,の面として、3次元の図(特に高線、地形図など)に入れるとができる。ということでかなりの時間をかけてようやく出来上がったのだが、閉じうるところで失敗して、失ってしまった。
更なる練習が要である。後藤君は写真測量の写真を繋ぐ作業である。この作業も根気が必要である。小野さんは地中レーダーのデータ処理である。データをどう読むか会席するかは容易ではない。今も夕方5時過ぎのコーランが鳴っている。
# by matsumotoken | 2007-02-11 00:52
地中レーダーで地下埋蔵物を調査する場合、出発点や調査終了時点の位置を明確にしなければデータが得られても、それが何処なのか分からなければ意味がない。そこで今まではトータルステーションなどで位置を確認していたのだが、GPSも精度を増してきたところから、後藤君のアイデアで地中レーダーにGPSを搭載した。これでは地球上何処でも地中レーダーを自由自在に走らせることができる。そして地中の埋蔵物を探ることができることになる。そのほか今日は基準点や等高線を測量した。基準点の一つはUmmQaisの中にあるDigHouseの屋上(屋根)にポイントを設定した。今ではトータルステーションを自由自在に使いこなせるようになってきた。
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# by matsumotoken | 2007-02-08 23:22
ようやく晴れたウムカイスで地中レーダー大活躍。
重い地中レーダを抱えてまた押して現場へ、アンテナと地面の隙間が3cmくらいしかないので、アンテナの底に石ころなど当たって、ローマの石畳もがたがたで地中レーダがこわれそうになった。時々は抱えていった。ようやく20分くらいかけて現場へ着いた。小野さんは早速試験。確かに色々なパターンがコンピュータ上に出てくる。しかしそれが何かは分からない。これからがそのデータをどう読むかである。また富田、後藤は以前小野さんが作ったトラバースのポイントの確認作業である。松本はまだとっていない等高線を引くためのポイント設定を追尾形トータルステーションで行う。
天気は良かったのだが、何やらヨルダンのヘリコプターが編隊を組んで騒々しい。
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雨上がりのウムカイス

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頑張る地中レーダー

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これが究極の一人測量(追尾形トータルステーション)
# by matsumotoken | 2007-02-08 00:14
昨夜は大雨の音で何度か目が覚めた。案の定今朝は霧もかかり、さらに土砂降りの雨、これでは現場にでることもできない。仕方なく地中レーダーの電源である12ボルトの車用バッテリーをイルビットで買にいくことにした。これは以前は100Vのゼネレーターで動かしていたのだが、小野さんがバッテリーの電源に改良したのである。運搬のための軽量化対策のひとつである。ヨルダン製バッテリーで35JD,ドイツ製、日本製は50JDだそうである。まだまだ準備に時間がかかる。後藤君は連日写真測量を仕上げている。根気と技術が必要だ。この写真測量については今後徐々に実践しながら、説明していきたい。
(下の写真:早速地中レーダーを組み立てる小野さん)c0112823_18305319.jpg
# by matsumotoken | 2007-02-06 18:16