2005年春から始まった発掘調査の概報をお伝えします。


by matsumotoken

一ヶ月ぶりのウムカイスで~~す

久しぶりです。ウムカイスの女神Tyche、そしてガリラヤ湖。昨日11月29日昼頃にようやくウムカイスに着いた。すでに富田さんはウムカイスで小学校とのテレビ通信に余念がない。私が着いた後に西浦さんが研修ツアーを空港で送って、戻ってきた。その日は睡眠不足と時差で夕食が終わって、すぐにダウン。今朝は逆に2時頃には目がさめて、少々お勉強。そして6時半には出発。丁度日の出の時間で、何時ものようにゴラン高原が朝日に照らされる。気温は少々寒いと言う感じだが、昼には暑いくらいになってなって太陽もまぶしい。今日はまず番号印刷機がやはりエラーになっていたが、何とか富田さんが直してくれた。碑文を修復する前に写真撮影だということで撮ろうと思ったが、やはりライティングが必要だ。そこでランプがあったはずだと事務所に行って探すがない。ついでに今博物館を修理にしようとしているが、その計画はどうなっているのかと話を聞かせて、また見せていただいた。出来たら修復室のラボを造ってもらいたいものだ。博物館の倉庫(ドイツ隊の倉庫)においていた、ドイツ隊が発掘した遺物は全てヨルダン側へ変換するそうである。それに対して模様換えをするそうである。しかし残った部屋はいずれも狭いなーと言ったところ。今からは博物館も修復室も遺跡ももっと一般の人に見せる、解説するようにする必要がある。
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何時もガダラの女神Tycheが笑顔?で迎えてくれる。
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そしてガリラヤ湖が迎えてくれる。
by matsumotoken | 2008-12-01 00:22