2005年春から始まった発掘調査の概報をお伝えします。


by matsumotoken

またまた帰ってきましたウム・カイス20091119。

2009年11月19日、やっとウム・カイスに帰ってこれました。エミレーツ航空ではワインばかりを飲んでいた。映画は前回に見たのと同じビデオで少々退屈だった。戸田先生、ドバイではシーバス3本にしました(バッグ付き)。
アイマンの車でウムカイスへ、ジャファーが迎えてくれた。元気そうで、しっかり毎日遺物整理をしているとのこと。
この間、日本ではいろいろとあった。科研の申請や、講演会、ハワイでシンポもあった。またウム・カイス発掘報告会も開いた。ただ残念だったのは梅ヶ丘のイラク研の展示室がまだ化学物質が出ていて、有機質の展示ができないため、しばし様子を見ることになった。なかなか常時使えるようになるのには時間がかかることなどである。
今日は金曜日で休み。昨夜はどこで寝ているのか、少々夢遊病的な感じで、今朝はコラーンよりも早く3時半には起きてしまった。因みにコラーンは4時半である。久しぶりに聞くコーランである。やはり人は一人でいる時間も必要だ。すると時間もできる。ゆっくり思いにも耽れる。今こうしてブログも書ける。
ところで昨日アイマン車でウム・カイスへ入るところにあった(ベニカナナとウムカイスの中間、アイン・ラモル)軍隊のチェックポイントが無くなっていた。イラク人研修生がなかなかスムースにウム・カイスへ入れなかったところだ。我々もパスポート提示を求められたところである。あまり観光客に評判がよくなかったためだろうか?とにかく今後はあまり気兼ねしなくて車やバスに乗って入れるようになった。結構結構。長谷川さんたちもうすぐ、活断層や地震の調査でヨルダンに入ってくるそうである。チェックポイントも無いので自由にウム・カイスに来てくださ~~~い。待っています。
またアイード(イスラム教の祭日(羊を生贄にして感謝する祭りと云うのかな)が11月26日から11月30日までの5日間あるとのこと。さてどうしようか・・・・・・?
by matsumotoken | 2009-11-20 20:58