2005年春から始まった発掘調査の概報をお伝えします。


by matsumotoken

ダマスカス、パルミラ、アレッポ、ラタキアにいく。

報告が遅れましたが、3月11日から14日までの3泊4日で、比較研究に松本、戸田、小野、後藤、平山で車で行くことを計画し、特にパルミラを見ることが今後の調査にとっても必要と出発、そしてビザは国境でということで、出発。時間はかかるけれど何とか通過、そして夕方着いてその日はダマスカスの皆が良く泊まるスルタンホテル。次の日はパルミラへ向かう。途中土産物屋バグダッドカフェーで休憩。そしてようやくパルミラ、博物館の斜め前のホテル、まずは遺跡をということでまず、アラブ城、そこから私は塔墓にいく、あまり見た記憶がなかったので、近くで見ようと、そこにはパルミラの若者が沢山集まっていたので仲間に入っていろいろと話す。パルミラはやはり、西藤さんたちが長年発掘調査や修復しているので、みんな良く知っている。そこでは日本人の観光客も多く夜、賑わった。次の日は一直線にアレッポに向った。やはり北側や地中海側になると緑が多い。アレッポではアレッポ城を見て、急ぎラタキヤに向かう。地中海のしかも港町は少々雰囲気が違う。地中海だから魚が食べたいと言うことになり、魚しかも鯛を頼んだが、前菜でいっぱいになり、食べれず持ち帰り。それでもたのしい日であった。すでに3夜を過ごし14日は今度は一気にウムカイスへ、向う。ところが私は何故か体調優れず、飲み過ぎ?それでも国境を越え、ようやくウムカイスに帰る。シリアは何度か言ったことがあるので、そんなに新鮮味はなかったが、やはりウムカイスと同じローマ時代と言うことで親近感がある。戸田先生は文字瓦をパルミラで見つけて収穫があった。目でたし、目出たし。
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皆でシリアへ。
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アラブ城から見下ろす
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これがパルミラの塔墓だ。
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塔墓の内部
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さすがにすばらしい列柱道路、ウム・カイスも良いがパルミラも風情がある。ゼノビア女王が出てきそうだ。
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これがアレッポ城、周りは深い空堀が巡らされています。現在掘の修復中。何故? 戸田先生、手がーー、顔が見えませ~~ん。撮影者は平山
by matsumotoken | 2010-03-20 03:04