2005年春から始まった発掘調査の概報をお伝えします。


by matsumotoken

少々食べすぎ?

朝食は羊や山羊や乳牛からのユーグルト関係が多い、特に山羊の乳の良い所だけをクリーム状にした物はおいしい。日本でも毎朝コップ一杯は牛乳を飲んでいたが、こちらに来て急に味噌汁ご飯類から乳類に全面的に移って、胃もびっくりだったろう、何もなく順調にやがて一ヶ月になる。朝7時にパンと牛乳、レブン、ヨーグルト関係、ジャム、特にトマト,きゅうり、卵焼きなど、結構たっぷりの朝食だ、そして遺跡まで15分くらい歩く、知っている人や顔が合ったら、サラームアレクムと挨拶、行きには考古局が雇っている村人と一緒になる。8時から始まり、10時には休憩兼朝食、私は別に気にしないで遺物の整理、遺跡の中にある倉庫兼研究室、発掘用ハウス(dig house)は考古局が遺跡と認定して、遺跡内の住人を遺跡の外に移した痕の空き家を修理して使っている。しかし今のシーズン、部屋の中が蒸し暑いの旋風器が必要で、天井に取り付けている。こうして午後2時まで作業をして、一応終了。帰りはジャファーと帰り、宿舎までは一緒だ。彼は背が高く1m90cm?はあるのか、私は急ぎ足となり健康には良い。そして宿舎ではアハメッドが冷たい水を出してくれるので、キュウといっぱい、これが実においしい。そして顔を洗って、2時半には昼食、朝食に鳥、牛の角切、白身魚、野菜でひき肉を野菜の葉で包んだもの、豆類のトマトで煮たもの、豆のスープ、穀類のスープ、モロヘーヤなどが出る。これらが丼や皿に山と盛られるので最初は残しちゃ悪いと思って無理して食べていたら、残さないとそれで良いのだと、次は更に大盛りで出してくるので、遂に残すようになってきた、残った物は夕食に出してくれと言うことに。しかしながらパンパンとはこのことかとお腹をたたく。私は昼寝はしないけれど、毎朝4時に起きるとどうしても睡眠不足になりがちで、そういう時は少し横になる。夜は7時15分には夕食、そして9時過ぎには眠くなるの就寝。この頃は隣にあるモスクからアザーンが始まる。そして早朝にアッラーアクバルと大音声のアザーンが鳴る。という日課である。
イルビットの責任者のアムジェットさんがウムカイスに来たのでいろいろと話を伺った、イタリアが支援に力を入れているらしく、アンマンに修復のための研究室を建てるらしい。以前我々がイラク人の研修のために訪れたところだが、かなりの規模と聞いている5階建てくらいのビルらしい。それと修復センターがジャラシの東側の町の中に警察署があるところに建設するらしい。今後はジャラシで研修などがされることになる。ところでウムカイスあるいはいりビットは?何も特別なことは計画がない?少々寂しい感じである。ドイツ隊が石工さん養成を始めるとは聞いているが?それくらいであろう。とりあえず、村人は遺跡の清掃などの仕事を得ているようだ。また退役の年金者たちにはローマ軍に変身して観光客に何かサービス行進とかをする、ジャラシュ同様なことをやるらしい。いろいろと工夫されているのだが、なかなかうまくいった験しがない。 明後日は考古庁長官にお会いして、挨拶をする予定。
 
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いただきまーす
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色気の無い街の通りの並びに一際目立つ鮮やかな花。


by matsumotoken | 2018-08-04 00:41