2005年春から始まった発掘調査の概報をお伝えします。


by matsumotoken

私、明日15日出発、そして16日に帰国します

明日シャバーブが帰国します。そして彼らと2時間ほど話した後に、私は空港へそして16日の夜羽田です。今流行のドバイ経由です。今回の整理作業がまだ終わっていませんが、イラク人研修、そして発掘はかなりの成果がありました。いろいろな複雑なウムカイスが明らかになってきました。それを実感しています。というのもこのウムカイス修復事業を始めたいと相談され、それをどの程度できるかこの間ローマ通りの円柱の台座などを調べてみたのですが、いろいろの形やサイズがあり、また何度も再利用され、元の位置から移動されて、本来あった位置がわからなくなっています。これを修復しようというのですから少々無理があります。ただ幾つかの型があることがわかってきました。これらの組み合わせが今後は問題となるでしょう。そして本来の形や高さがわかってくるでしょう。ヨルダン側も力をいれており、すぐにでも結論を出して、修復作業に入って欲しい様子です。それはそう簡単にいきませんが、ただ急いでいるのは事実で、我々に相当期待しています。先ずは調査を進めてある程度のパターンを掴むことが何よりも必要でしょう。乞うご期待。
by matsumotoken | 2008-01-14 23:56