2005年春から始まった発掘調査の概報をお伝えします。


by matsumotoken

今、小野と松本は、ウムカイスで~~す。

ウムカイスに5月31日にアンマン空港からウムカイスに直行。ウムカイスは暑~~い。既に35度はあるか?周りの草木も枯れ葉状況。ガリラヤ湖も霞んで見えるウムカイスです。そのウムカイスが今、変貌しようとしていると聞いて、急遽東京から、小野さんと飛んで来たのです。
変貌?そこにはフォーラムの列柱がすでにみごとに7本立てられていたのです。そばには役目を終えた古いクレーンが休んでいました。また広大なガダラの古代都市は日に日に発掘され、甦って?いました。このまま80人?の作業員で発掘されれば今年中にはこのフォーラムは完全に明らかにされるでしょう。そのフォーラムの周りの回廊を見てみると床の上にオリーブの種を大量に含んだ灰の厚い層が堆積し、その上に瓦の破片が散乱している状況が見えました。戸田せんせ~~~い。フォーラムの周りは屋根が架かっていたのです。ところがローマの大通りの両側は瓦は全く出てきません。この通りの両側には列柱はあったけれども屋根は架かっていなかったようです。とのもかく小野さんと柱の出所を確認して、一応安心したところです。それにしても見事に修復?したものです。その他、6月2日にはイラク人の研修について長官に会い、6月3日にはヤルムーク大学の語学センターに行ってセンター長と会談、話も付いて、協定も結べそうです。これでアラビア語の語学実習はできるでしょう。富田先生、ヤルムーク大学に日本語のできる準教授がいました。志野焼きを研究している人です。ウムカイスの小学校との交流の時には協力してくれそうです。詳細は8日帰国してから皆さんに報告します。夏休みには皆でウムカイスへ行きませ~~~う。
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しっかりと青空に向かって立ち並んだウムカイスの列柱
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ウムカイスが火事で?崩壊した痕を真剣に?調査中の松本
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ウムカイスに来るとますます張り切る小野さん
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ウムカイスの列柱とクレーン
by matsumotoken | 2008-06-06 03:29