2005年春から始まった発掘調査の概報をお伝えします。


by matsumotoken
10月12日から15日までのラマダーン明けのイードが4日間、終わり明日からは仕事だ!!!。私も休みといきたいのだが、シャバーブズ 2人(平山、小谷)をつれて研修旅行と相成った。11日にアンマンへ、12日は朝かネボ山、教会、そしてマダバ(しかし博物館は休館)、セントジョージ教会などを見学、そこで昼食鶏のグリル うまい!
それからムカウィルの高い山、ところが何と私の靴の底が抜けてしまった。山登りを片方の靴が低いのでうまく歩けない。腰までおかしくなってしまった。ただこの山の頂上に上るとすばらしい景色が待っていた。ただヘロデ王がサロメにメシアの首をあげたという逸話は怪しい。というのも怪しい美人が住むようなところではない。次にワディワラというダムもあるが比高差が高く上っていくのにも少々怖い思いもするくらいの山の急斜面、絶壁である。ここで化石を売っていたので買った。(10JD)途中アルカッスに立ち寄った、小さいウマイヤドの城である。次にはご存知ケラック城である。残念ながら博物館は休館。もっとも高いところまで上ったが、ずーんとしてくる。そしてぺトラの前のホテルに泊まる。小さい朝食つき20JDのホテル。運転手イサの紹介。
今日は初日だけにしておく。目がかすんできた。
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ネボ山にて、遠くエルサレム、ジェリコ、死海が見える。

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ムカウィルを今から登るぞーー。

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戸田先生、ディジャージ(鶏)、半分しか食べれなかったがうまい!

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アルカスルというウマイヤドの城、ウムカイス同様に再利用されている。
# by matsumotoken | 2007-10-16 01:01
それが一体何なのさ?ラマダーンはイスラム教徒にとって義務である断食の月、当然アルコールは飲めないし、店にも売っていない。従って異教徒の我々はラマダーンが始まる前に大量に買っていなければ、買うにも買えない。私はドバイで多分ないだろうとジョニ黒を買ってきたのだが、2晩でなくなり、後小谷君が持っていた小瓶のアラックも一晩でなくなり、遂に今日、ラマダンが終わる日(11日)を前に、完全に我々の宿舎からアルコールが無くなった。と思いきや何処からかウォッカの匂いがする、小谷君の部屋、すなわち川上、後藤君らが住んでいた部屋からでもない、遂に嗅ぎ当てた、それは事務所の台所にある川上私物のダンボール箱、そこの底にはななな~~~んと10本くらいであろうか、ウォッカのビンが箱に詰められているではないか。見てはいけないものを見てしまった。ということで、川上君ーーん。一本くらいーーー。だぶんもう一本くらい、借りるから、ラマダーンが終わったらも戻しておくから、インシャーラー。
ただし私は皆に言っている、私物は宿舎において居ても良いが、捨てられてもいいものだけにすること、また仮に捨てられても文句は言わないこと。そうしないと私物はたまる一方で捨てように捨てられなくてごみの山になることを引越しなどで困ったのを経験している。
ということで私物を整理するという言い分も少しある。
さて、ウォッカをキュッーと! きくう~~~。
# by matsumotoken | 2007-10-10 20:20
 このところラマダーンも最終になってきた、ワーカーもだいぶんお疲れの様子。来る金曜日にはラマダーンも明けて、イード休みの4日間の連休に入る。我々はどうすればいいの?当然研修旅行?それとも寝イード?
それはともかく、G9はそろそろ岩盤に達し、最後に墓が出て人骨を掘り出す作業、それは戸田先生によると古~~い墓で金銀財宝がでそうだということだ。私はたくさん墓は掘ってきたので、あまり気が進まないが、平山君は楽しいというので、掘り始めた。すーーーすると、何とかわいい161cmの美人のウムカイスの女王?ではありませんか。
ところが残念ながら、美人の割りに、副葬品は何もなし、頭は西向き、顔は南向き、ひょっとしてメッカを向いたイスラム墓?う~~n!!!

写真の添付ができない。今回1200万画素のカメラ、サイズも解像度も小さくしているのだが、はいらなーーい。どうしたらいいのでしょう? 後藤君1
# by matsumotoken | 2007-10-09 23:57
6日にアンマンに着き、サバーさんからインクを受け取って、ウムカイスへ。ウムカイスは東京同様に涼しくなってきた。早朝は毛布がいるほど。小谷、平山君も元気のようで一安心。地下墓も立派なドアーが作られていた。これで少しは落ち着いて調査ができる。ただ地下墓の中に水が入っていたようで、粘土質の堆積があり埋もれている。中もむっとして湿気も高い、異様な臭いも漂う。小谷君は蚊にやられたそうだ。この蚊にとっても久しぶりというか、少なくとも人間の血は1千年以上は吸って居なかったのでは?明日は早速日本製蚊取り線香を炊いてみることにする。G9も、G11も少しずつ進んでいる。またローマ道の北側もセクションを作ってみている。ところがこのセクション、新しいナイロンも堆積の中に見られる、そしてジャファーがドイツ隊のレポートを持ってきた、その中にこの断面調査の写真があった。やはり相当、石などが動いている。とにかくきれいに掃除をしてみることにする。ところでウムカイスの考古局の責任者のイマードがベートラースに、そしてベートラースのサラーメがウムカイスの責任者として赴任することになった。よろしくどうぞ、Mr.サラーメ。
帰ってきたぞ! ウムカイス_c0112823_1136848.jpg

平山、小谷も元気だ。それに日本に帰ったからか松本もすっきり、いい男? 乾杯!
(写真が小さすぎる、これも解像度をおとさないとブログに載せられないのでこうなった、悪しからず)後で修正しまーす。
帰ってきたぞ! ウムカイス_c0112823_22462991.jpg

写真写りは良いのだが、部屋の中央にぶら下がっているのは何?
帰ってきたぞ! ウムカイス_c0112823_11362644.jpg

地下墓の入り口 には盗掘されないよう立派なドアーが設置、これで墓は護れるか?
# by matsumotoken | 2007-10-08 11:40
やはり日本に帰ってくると何かといろいろーー。
 小谷君、墓の入り口を鉄格子のドアーを作って入れなく
した方が良い。調査する時も盗掘に合うかもしれないから、
ジャファーに相談して鍵のかかるドアーを作るように。それでも時代が何時か?ヘレニズム?おもろいねーーー。
 平山君、写真測量G9もF10もしっかり撮っておくように。
今が修論テーマを考える時だ。じっくり考えろ。面白いことがいっぱいあるだろ。
 少しは涼しくなった頃だから今からが発掘の季節だ。ただ今はラマダーンの最中だ。現地のシャバーブはどうだ。少しは言うこと聞くようになったか?
 も少ししたら私も帰る。頑張れ、小谷、平山両君、平山のもてもてブリは東京でも評判になっているぞ。ちゃんとラマダーンを実行するように。ククッ!
# by matsumotoken | 2007-09-27 20:18